防音や遮音の対策はとっていますか?と聞かれて「はい」と応えられる人は何人いるでしょうか。最近建てられた住宅では、ほとんどが防音や遮音の対策を施してある住宅が多いようです。核家族化で子供の頃から個室を持ち、通りを歩くのもヘッドホンで耳を覆って通学している若者達にとっては、中年以降のおじさん達より、ずっと音に対する免疫がないように思われます。それだけに、防音に対しては十分な対策をとらなければいけない時代なのです。
防音に対して対策が必要になってきた大きな理由は他にもあります。24時間態勢で世の中が動き始め、寝る時間も職業によってまちまち。ひとつの集合住宅やマンションにいろんな人が暮らしているとなると、防音の工事をしていない住宅では暮らしにくい状況になってきます。近年話題になった、公園での噴水差し止め裁判。これなども夜勤明けで帰ってきて、眠たい時間に子供の声で寝られなければ、その人にとっては「騒音」以外の何物でもなかったのでしょう。
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防音を必要とする邪魔な音(騒音)のレベルも人によって様々です。国が定める環境基準によれば、昼間の騒音データをとった場合の基準値を次のように定めています。療養施設などがある地域では50デシベル以下、一般住宅では55デシベル以下、商業用地、工業団地では60デシベル以下となっています。大体、70デシベルで・騒々しい事務所の中、60デシベルだと普通の会話の音、50デシベルは静かな事務所、 40デシベルは図書館・静かな住宅の昼、30デシベルになると郊外の深夜程度の音だそうです。
防音の必要性を感じさせる最近の事情としては、AV・オーディオ機器の普及があります。学生の頃、安アパートに住んでいた筆者などは、大きな隣に住むオーディオの音に困惑した経験があります。今では防音の対策もされたマンションなどに住む学生が増え、そんな経験も少なくなってきたことでしょう。それでも大型テレビや最近の5.1chサラウンドにはあこがれる人が多いのではないでしょうか。
防音の必要性を感じさせる最近の事情はまだあります。プライバシーです。昔のテレビなどを見ていると、ホテルに入った男女を尾行した探偵が、隣の部屋に忍び込み、置いてあるコップを壁に押しつけ、内容を盗み聞き使用とするシーン、見たことありませんか?悪いことをしていなくても、プライバシーののぞき見はされたくないですよね。